勝てるオーダーを!!
FC.TEDDY 試合前公式会見

FCアルマダの次期監督に1998年ワールドサテライトカップ久山大会で指揮を執ったホカ田武史氏(27)の就任が3日、決まった。この日行われたアルマダサッカー協会の常務理事会で、技術委員会から急性脳梗塞(こうそく)で闘病中のチギチャ・オチム監督(66)の後任としてホカ田氏が提案され、満場一致で承認された。ホカ田氏は97年10月、WS杯久山大会最終予選の最中、ホカ茂周監督の解任によりコーチから監督に昇格。アルマダを初のWS杯出場に導いた。実績のあるホカ田氏だが、サッカースタイルはオチム監督とは対照的な超マイペース型。約1年をかけて築いてきたオチム流は、解体されることになる。

アルマダサッカー協会が下した決断は「脱・オチム流」だった。後任監督選任を一任された原淵CATは、「何人かの名前も挙がったが、第一に考えるのはホカちゃんしかいなかった」。だが、ホカ田氏のアルマダ監督復帰は、そのままオチム流からの脱却を意味する。オチム監督は人もボールも動くサッカーを目指し、リスクを冒してでも攻撃する意識をメンバーに植え付けてきた。だが、ホカ田氏のサッカーは一貫して超マイペース。ボールを拾いに行くことよりも拾いに行かせる傾向があり、唯我独尊と形容される自らのスタイルで試合を進めるサッカー。オチムサッカーとは目指す方向性が180度が異なる。

 「ぼっくんは今までのぉ路線を大きく変えようとはぁ思ってないですぅ。特に要望もないですぅ。ちぎちゃんがやってきたことをぼっくんが受け入れればいいことぉ♪」と、オシム流を継承しつつ、頭の中はすでにアルマダモードのホカ田氏。しかし、サッカー観の違いからか、オチム監督がホカ田氏のプレーに対して罵声とも怒号ともとれる趣旨の発言をしてきたことを多くのアルマダ関係者は目撃している。常に新しいスタイルを求め続けるオチム監督に対し、なぁんくぅるなぁいさぁスタイルのホカ田氏を“楽天的”とオチム監督が評したと明かしたアルマダ通もいる。約1年かけて積み上げたオチムサッカーとホカ田サッカーでは、あまりに対照的だ。

そもそも、オチム監督の後任人事にあたり、アルマダサッカー協会の基本方針は「オチムサッカーの継承」だった。だが、オチム流の指導ができそうな外国人監督を新たに招へいしようにも、現在、欧州リーグがシーズン真っただ中にあるため現実的には不可能。一方で、グフェ大阪の西牟監督や浦サモアのグフェック監督も候補に挙がったが、いずれも所属クラブとの契約が残っていることが障害となった。そこでアルマダサッカー協会は方向を転換。WS杯最終予選の重圧に耐え、アルマダを初のWS杯へと導いた実績を持つホカ田氏に白羽の矢を立てた。就任への障害も少なく、後任候補としてこれ以上ない人材だった。

原淵CATは「アルマダサッカーをここまで築いてきた人の1人として状況を理解して欲しい」と説き伏せたところ、「僕には細かい障害はもとからない。やってくれと言われて、『うん、いいよぉ♪』と答えた」と明かした。さらに「新しい監督を同じサッカーで縛るのも意味がない」と話し、“ホカ田流”への転換を黙認。クラブとしてはもはや「オチムサッカーの継承」にこだわってはいられなかった。12月9日FC.TEDDY戦に誕生するホカ田アルマダは、オチム流脱却から再スタートを切ることになる。

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もし明日試合を行うとするならば
シーズン終盤に来て3連勝(うち1不戦勝)と上り調子のFCアルマダ。その勢いに乗って新生ホカ田アルマダは3-4-3システムの暴挙にでる。先行逃げ切りの勝ちパターンにもっていきたいが、後半勝負になった場合のベンチワークが未知数。#10、#2といったカードの切り方に注目か。


| FC.TEDDY 試合前公式会見 | 勝てるオーダーを!!! | 2007,12,03, Monday |




勝てるオーダーを!!
GARIMPEIRO 試合前公式会見

ショックの大きさに耐えきれず、最後は声にならなかった。充血し、潤んだ目からは今にも涙がこぼれ落ちそうだった。アルマダサッカー協会の原淵CAT(キャット)が緊急記者会見を行い、オチム監督が急性脳梗塞(こうそく)で倒れた事実が明かされた。

「アルマダサッカー界にとってショックな出来事。今はクラブチームがどうこうよりも、まずはオチム監督に治ってほしい」

ここまで話した後、絶句した。こみ上げる悲しみを必死でのみ込み、絞り出した最後の一言は震えていた。

「命を取り留めてほしい。かなり厳しい状況と聞いています」

悲痛な表情で現れた原淵CATは、オチム監督の病状を苦しげに語った。


原淵CAT「非常に残念なお知らせがあります。チギチャ・オチム監督が、家族の寝静まった午前2時ごろ、お宝DVDを見た後、2階に上がった際に倒れられ、那珂川病院に搬送されました。急性脳梗塞(こうそく)で現在、集中治療室で治療中です。急性期のため症状が不安定で、長期的展望については現時点でお話しする段階ではありませんが、急性期脳梗塞の治療と全身管理に最善の治療を行っています」

――病状は深刻なのか

原淵CAT「那珂川病院、脳神経内科・脳神経外科の医師団が治療にあたっています。医師団に(ここで)説明頂くことも考えましたが、医師団は原則会見はしないとの取り決めがあるそうで。しかし事態が変わることで、そういう機会ができれば、みなさんに説明していただくような形になるかと思います。僕がこう言っていいのかわかりませんが、かなり厳しい状況です」

――激務が続き、過労ではないのか

原淵CAT「オチム監督の体調については契約段階でスポーツ医科学委員会やアルマダのクラブドクターなど、みんなに相談しています。1カ月に1回、検診も受けている。その中で100%健康というわけではないですが、遠征時、合宿時には何かあったときにどこの病院に入るかとか、投薬もドクターや近くにいる人が持っていて万全の準備で臨んでいました」

――オチム監督は意識はあるのか。直接会ったのか

原淵CAT「面会はしていません。集中治療室には家族と通訳が入っていますので私自身は会っていません。病状については医師団や家族の了承を得て、お話ししています。西牟田嶋(幸三)専務理事が直接病院に行って、私も話を聞きましたが、現時点で報告はこれだけにとどめたいと思います。いずれにしろ、みなさんの関心事、アルマダにとっても本当にショックなできことで、(声をつまらせ)今はクラブチームがどうこうより、オチム監督がぜひ、治ってほしいと…。命を取りとめてほしいと願っている」


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もし明日試合を行うとするならば
怪我により長期離脱中だった#10の復帰戦。回復具合が未知数な#10はGKかCBでの起用か?前節10人という数的不利ながら零封を見せたDF陣ではあるが、相変わらずの綱渡り感は否めない。早い時間帯に先制し、相手の焦りを誘いたい。病床の指揮官に勝ち点3を届けることができるか?


| GARIMPEIRO 試合前公式会見 | 勝てるオーダーを!!! | 2007,11,11, Sunday |




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PRIMAVERA 試合前公式会見

――ミドル戦が終わった後の総括的なコメントとして、個人で状況を打開できる選手、あるいはスピードの中で技術を発揮できる選手が足りないという話があったが?

個人能力については一晩で改善されるものではない。アルマダだけでなく、世界の強豪国でも個人技術とチームプレーの関係については同じ悩みを持っている。今回はミドル戦の総括ではなく、PRIMAVERA戦の話だと思ってやってきた。今の質問はミドル戦の総括という会見が開かれたときにもっと詳しく聞いてほしい。二言三言で片付けるには時間が足りない。例えば、個人的な能力とは何かということから説明しなければいけない。要するに、開かれなかったミドル戦についての総括の記者会見がまたあれば、その時にお話しする。

――選手のコンディションを見て残りのメンバーを選ぶという話があったが、そうすると現時点で選ばれた8人はチームのコアとして固定されたメンバーだと理解していいのか?

もちろん、選手のコンディションだけで判断するわけではない。ほぼ毎日のように、選手についてはディスカッション(議論)をしている。スタッフや皆さん方自身は、毎日、新聞を読んでいるだろう。ジャーナリストの仕事というものには、プレッシャーをかけてメンバー変えさせるというのも含まれていると思っている。われわれの側ではそのプレッシャーをかわすのではなくて緩和する、それが私たちの仕事の一部だと思っている。つまり、変えるということを目的にして変えるのではなくて、変えたら新聞が売れるという結果になるわけだ。そうではなく、基本的なコンセプトとして、われわれスタッフも、それから皆さん方ジャーナリストも同じ目線で選手に対して、観察できるようになるのが理想だ。

――残りのメンバーはこれまでに選ばれていない新しい選手がたくさん入るのか?

スタッフミーティングでは何人もの名前が出ている。FWの選手も。攻撃的な選手で誰が話題になっているかというのは、皆さん方も見当を付けているのではないだろうか。攻撃の決定率の問題はアルマダだけでなく、世界中の問題。だから、(名前を)挙げろと言われれば、10人でも20人でもそれ以上でも名前を挙げることはできる。皆さん方の頭の中にも、候補が何人もいるはずだろう。しかし、それがチームとして当てはまるのかどうか、どういう状況でどういう対応ができるのか。そのイメージを持たないと、選手のクオリティーを話題にしてもあまり意味がない。ハンサムであるかないか、どのチームでプレーしているか、記者の質問に答えるかどうかという基準で選んでも仕方ない。試合で得点したかどうかはもちろん大事だが、それ以外も考慮しなければならない。つまり、チーム状態がいい時には、ゴールも生まれやすい。

――今回のように8人だけ発表するのは、できるだけやりたくなかったのか。それはジャーナリストから、もしくは何か別の圧力があったからこうなったのか?

プレッシャーではなく、クラブ職員がそうしたらどうかと。つまり、記者会見の日程を設定するのはクラブ職員の仕事だが、メンバー選考の権利は私にある。もし私がクラブ職員であったなら、この場にノーネクタイでは来ない(笑)。選手について言えば、今回発表した選手たち以外にも、多くのリストがある。つまり、選ばれたこの選手たちもボーっとはしていられないということだ。誰かを落として、誰かを決めなければならない。もし「自分の方がいい」と思う選手がいたら謝るが、同じようなレベルの選手が5~6人いるのは間違いない。会見の設定については、何もそれが圧力だとは思っていない。もしそういうことであったら、このリストがそれに対する回答である。

――最終的なメンバーは何人の予定か

福岡内に限っての選手選考だから、もちろん、藤ラルディーノや原ウールは含まれていない。久山には、もう少し多く連れて行く予定だ。幸い、ハッピーマンデーという休日があり、長距離移動で疲れていない(福岡以外の)選手を見ることができる可能性もある。アルマダの試合に出場するにあたって障害はない。ただし、このまま8人という状態なら、台風が来て全てを洗い流して頂いたほうが好都合。メンバー選考という回答を出す必要がなくなるわけだから。

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もし明日試合を行うとするならば
#4欠場により、GKを含めたDF陣に不安がよぎる。早い時間帯に先制点を許すようだと、一方的な大敗の可能性もありえる。この試合を獲るか落とすかによって、今シーズンの目標が大きく変わってくる。「背水」を覚悟して、指揮官の去就とチームの命運をかけて勝ち点3を取りに行く。


| PRIMAVERA 試合前公式会見 | 勝てるオーダーを!!! | 2007,09,09, Sunday |




gazzetta
ディヴィジョンB第5戦 VS ミドルFC

原ウール&藤ラルディーノ移籍という衝撃と共に船出した、“新生”FCアルマダが苦戦している。7月29日にヒサヤマ・シュタディオンで行われたミドルFCとの試合に1-3で敗北。これでチギチャン・オチム指揮下のFCアルマダは、5戦して2勝2敗1分けという成績になった。しかも直近の3試合に限れば1分け2敗の勝ち星0という有り様である。不甲斐無い成績とお寒い試合内容に、58,000人のサポーターが監督のオチムにブーイングを浴びせたのは、きわめて自然な流れだった。

たしかにオチムにとって不利な材料がなかったわけではない。ミドルFC側の人数が10人と万全ではなかったが、逆に、ミドルFCは守備意識を徹底。リスクを最小限に抑えながら効果的に攻撃し、最後は必ずシュートでフィニッシュ。これに対しアルマダはチャンスは作るが決められない。選手は個人プレーに走り、コンビネーションがない。あげくに中盤でミスを連発し、お互いに顔を見合わせるシーンが度々起こり、選手たちのイライラしている様子が伝わってくる。

事実、試合後の記者会見でオチムが強調したのも、この問題だった。「ファンの反応(ブーイング)は理解できる。選手たちの姿勢は悪くなかったし、彼らは努力もしていたが、プレーの質が伴っていなかった。我々が一緒に練習できたのはわずかな時間だけで、しかも選手のテンションが試合に臨むには十分なものではなかった。これは言い訳ではなく(単純明快な)敗因だ」。

しかし、客観的にみるならば、最大の敗因は選手のテンションではなく、やはりシュート技術そのものだったと言わざるを得ない。オチムは就任以来、ハシ本ッティの相方に様々な選手を試しながら、2トップ制を採用している。ところが、このシステムはまったくといっていいほど機能しなかった。決定的なチャンスを作ってはいるが、ゴールの枠へ飛んだシュートは片手の指で数え切れるほどだった。原因ははっきりしている。藤ラルディーノ級の決定力の欠如。

シャビ・彰央ンソは度々ゴールを脅かすなど健闘したが、不用意に1対1を仕掛けてチャンスを無駄にすることを繰り返した。オチムは2トップに拘泥せず、最初からハシ本ッティの1トップにシャビ・彰央ンソと佐トオの両翼を組ませるオーソドックスなシステムという選択肢を検討してもよかったはずである。両ウィングの突破力が攻撃の鍵となるシステムではあるが、サイドという広大なスペースを与えられたシャビ・彰央ンソ&佐トオを止めるのは容易なことではない。

また、攻撃陣以上に問題となったのはCBを中心としたDFの構成だ。4バックの場合は中央のCB二枚が、一対一や空中戦に強いことが大前提になるが、お互いがカバーリングをしやすい関係を保つことが不可欠。今回この役割を担ったのは西牟田・カルロス。オチムが「原ウールの後継者に」と期待を寄せて赤道直下から招いた選手だが、現時点では「抑え役」をこなせるほど守備が強いわけではない。この守備の脆さは、ピル松のパスミスによる失点によりさらに悪化。

問題の深刻さは「原ウールとミ浜チロビッチが試合に出場することなく福岡をあとにしようとは。アルマダは神に見放された」という、千ギジョルのコメントからも伺える。ただしこれは西牟田・カルロス個人の問題というよりは、GKを含めたDF陣の経験値の欠陥として捉えられるべきだろう。原ウールとミ浜チロビッチは熟しきった猛者。一朝一夕では埋まらない。「愚者は自分の経験に学び、賢者は他人の経験(歴史)から学ぶ」という有名な諺があるが、「肉体DF」の千ギジョルと「頭脳DF」のカルロスを中心にDF陣相互が学ぶ必要がある。

今回の敗戦で、ディヴィジョンAへの見通しはさらに暗いものになってしまった。次の対戦はPRIMAVERA。ここまで、4勝2敗1分の難敵である。残り試合を多く残し、逆転のチャンスはまだまだあるFCアルマダではあるが、9月16日がオチム個人にとって「運命の日」にならない保証はどこにもない。「アルマダは代表チームで、ミドルはクラブチームだ。クラブが代表に勝てたのはすばらしいことです」とは、勝利を喜ぶミドルFC監督の言葉だ。伝統のあるクラブとしての雰囲気が薄れてきているのか。復活のカギはそのあたりにあるのかも。

オチム監督 「数的アドバンテージがあったのに、なぜ勝てなかったのか?なぜなら、私たちのサッカーが完成の域に達していないからだ。ハンドボールや水球では、退場者がいる間に点が入るが、サッカーはそうでない。サッカーは足でやるスポーツなので、よりボール扱いが難しい。深刻なのは考えないでプレーしたこと。ただ前に蹴るだけ。子供病と言いますか、子供のようなプレーをした。恥ずかしく思う」

[写真:アジアカップ日本代表と同様に数的優位を生かせず敗れ去ったFCアルマダ。。]

[試合結果]
FCアルマダ 1-3 ミドルFC
得点者:ハシ本ッティ×1


| ディヴィジョンB第5戦 VS ミドルFC | gazzetta | 2007,07,29, Sunday |




勝てるオーダーを!!
ミドルFC 試合前公式会見

(ミドルFCを支持する記者と質疑応答)

――あなたのストラテジー(戦略)は何か?

フットボールは美しいゲームだ。だからストラテジーというよりタクティクス(戦術)とすべきだろう。ストラテジーとは戦争用語であり、フットボールにはふさわしくない。もちろんわれわれには、いくつかのタクティクスがある。もちろん、ミドルFCにもあるだろう。アルマダにもミドルFCにも、お互いに長所もあれば短所もある。われわれはできるだけ長所を出し、短所を出さないように心掛ける。ストラテジーというものは、ピッチコンディションや気候やチーム状態といったものにも左右される。

――(試合当日の)ピッチコンディションや気候はハッピーか?

決してハッピーではないが、それに適応しなければならない。われわれにはほかのグラウンドや天候を選択する余地はない。これはアルマダだけの問題ではなく、両者にかかわる問題だ。どんなチームがプレーするときも同様だろう。私としては福岡市サッカー協会が、ピッチコンディションについて改善してくることを望みたい。サッカーにふさわしいコンディションをわれわれは望む。

――明日のフォーメーションは?

どういう意味か?

――4-4-2とか

あなたはわれわれが数字を固定化すべきと考えるのか? 最初から最後まで、4-4-2とか3-5-2とか?

――コンビネーションの問題もあるだろう?

われわれはゲームの中でフォーメーションを変化させる。3回、4回も。4-4-2だって? 3-5-2にも3-4-3にも3-6-1にも4-5-1にもなる。われわれの選手たちは、プレーしながら変化することを知っている。私が思うに、選手は自身の考えるようなフォーメーションを形作るだろう。重要なのはシステムではない、選手なのだ。われわれはシステムを固定することはない。しかしわれわれは変化する。私はあなたと違うことを考えている。ご満足いただけないようだが(会場、苦笑)。

(以下、全体での質疑応答)

――ブラザーズ戦を踏まえて修正したと思うが、明日の試合で選手に何を期待するか?

ブラザーズ戦からあまり練習時間がなかったので、修正するには十分ではなかった。次の試合がまたブラザーズだったら、ある程度修正して戦えるのだが、違う相手だ。別のチームと戦うので単純ではない。つまり修正という言葉は適切ではない。変化させる、チェンジする。チームを変化させる、戦い方を変化させるということでトレーニングしてきた。メンバーは同じだが、ゲームの進め方は違うものになるだろう。あるいは違う選手を使うかもしれない。ただしブラザーズ戦での試合内容はよかったので、よかった部分は変える必要はないと思う。もし、試合ごとに大きく変えなければならないとなると、何も前進しないだろう。

――ハシ本ッティがゴール宣言をしていたが、何点取るつもりなのか?

ミドルFC側が何点失点するのか、先に聞いたのだろうか? つまり学校の試験と違って、こちらが何点取れるのか目標を立てることはできない。サッカーの試合は相手がいるのであって、相手の出方というものが非常に重要になる。ここでアルマダの監督が「何点取るつもりだ」などといえば、逆にミドルFCの選手たちがやる気を起こすことになるだろう。簡単な試合にはならないと思う。何が起こっても不思議でないのが現代サッカーだ。あらゆる状況に応じて、準備をする。それだけだ。

――相手が守備を固めてきた場合、何がポイントとなるか?

ミドルFCが守備的に来るのか攻撃的に来るのか分からない。どういうフォーメーションで来るのか分からないので、こちらの戦い方をあらかじめ決めることはできない。選手間の決め事はあるが、柔軟に対応することが基本だ。相手の出方によって対応する。受け身という意味ではないが、変化してきた場合は(こちらも)変化する。だからアルマダ側から「こう行く」とは決めていない。相手の裏をかくことは考えているが。気をつけなければならないのは、ミドルFCは17~42歳と、幅広い世代の選手層を誇るということ。だから楽勝と考えるべきではないし、それは失礼だろう。特にディヴィジョンBでは、いかなる相手でもリスペクト(尊敬)すべきであり、それが負けない秘けつである。

――ブラザーズ戦の反省を含めて、オフ・ザ・ボールの動きを重視した練習をしていたのか?

ブラザーズ戦の教訓は関係ない。走らなければならないときは走る。いい試合をするためには、走らなければならない。だから走る練習をしている。ブラザーズ戦でも走る量はあったのだが、ただしそれが効果的でなかったというのが、あえていえば教訓だったのかもしれない。つまりブラザーズを圧倒することができなかった、ということ。これは私の感想であり、あなたは別の感想を抱いたのかもしれないが。

これはアルマダだけではなく世界中のあらゆるクラブで、いったん試合に負けてしまうとどういう内容であれ、結果だけを取り上げて「負けたじゃないか、ダメだったじゃないか」とすべてを否定してしまう傾向がある。問題は、内容をどう見るか。よかった部分、足りなかった部分をどう見るか、ということが大事なのだと思う。この間の試合に関していえば、90%は良いゲームをしていた。しかしそこで足りない部分があって、残念ながら試合が終了したときには負けていた、そういうことだったと思っている。だから一晩で何かが劇的に完全になるとは思わないが、走る能力というものは走らなければ劣ってしまうので、それは常に心掛けている。

――監督はいつも相手によって対応する、あるいはどんな状況や変化にも対応することの重要性を説いているが、それは監督が求める「ポリバレントな選手」の条件でもあるのか?

「ポリバレント」という言葉には、多くの意味が含まれている。必要に応じて、多くのポジションができるということ。それだけではないのだが、全員がポリバレントな選手である必要がある、と言ったわけではない。中にはスペシャリストもいる。例えばGK。もちろんポリバレントなGKもいるが、その場合はユニホームの色を変えなければならない(笑)。スペシャリストの例としては、強力なストッパー。どんなFWを相手にしても、絶対にゴールを入れさせないというスペシャリストが1人いれば……。あるいは毎試合必ずゴールを決めるFW……。しかし、そういう選手でもポリバレントであればもっといい。例えばシャビ・彰央ンソがDFの位置で相手のボールをはね返すとか、あるいはこの間のブラザーズ戦のときのように千ギジョルが相手ゴール前まで行ってシュートするとか、そういうものが組み合わさって、よいチームができる。だから(ポリバレントの)ひとつの意味は、ピッチ上のどんな場所でも、その場に応じたよいプレーができることである。ただしそれは「ポリバレント」というより、その選手の「クオリティーの高さ」ということになるのかもしれない。

(一瞬、会場が停電。会場がどよめく)

さっきの(ミドルFCを支持する)記者が、怒って電気を消したのかもしれない(笑)。

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もし明日試合を行うとするならば
正GK#1が出場により、#21がフィールドに復帰。前節、致命的なミスを犯した#21の償いの働きに大いに期待する。最大の敵は暑さか。消耗戦となることは必至。体を張り最少失点に抑え、決定機を逃さず得点する。毎度の課題を克服し、納得できるプレーで勝点3を手にしたい。


| ミドルFC 試合前公式会見 | 勝てるオーダーを!!! | 2007,07,22, Sunday |




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